街頭でのチラシやポケットティッシュの配布(ハンディング)を検討している企業の宣伝担当者の方にとって、 「実際に1時間でどれくらい配れるのか?」 は重要なポイントですよね。私たちにもこのような相談はよく受けます。
配布数はターゲットや配布物の種類、エリアの特性によって大きく変わります。 なので一概には断定しにくいのですが今回は、新宿・渋谷などの都心エリアでの配布数の目安と、効率よく配るためのコツをご紹介します!
1時間あたりの平均配布数(ターゲット別)
以下は、都心エリア(ターミナル駅)での一般的な配布数の目安です。
配布物の種類 | 通行人全般 | 若年層(学生・20代) | ビジネス層(30~50代) | 女性のみ | 男性のみ |
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チラシのみ | 80~40枚 | 40~20枚 | 60~30枚 | 30~20枚 | 40~20枚 |
ポケットティッシュ | 400~300個 | 250~150個 | 300~200個 | 150~100個 | 200~100個 |
チラシ+ティッシュ重ね配布 | 150~100セッ | 100~50セット | 130~80セット | 80~50セット | 100~60セット |
配布物の違いによる影響
- チラシのみ:配布数は多いが、受け取り率が低くなりやすい。(紙面の宣伝量多い)
- ポケットティッシュ:受け取り率が高いが、かさばるため持ち運びやすい個数に制限が出る。(紙面の宣伝量少ない)
- チラシ+ティッシュ重ね配布:受け取られやすいが、スタッフの手間が増えるため配布数はやや減る。
効率的に配布するためのポイント
1. ターゲットに合わせたエリア・時間帯を選ぶ
- 若年層向けなら… 渋谷・原宿などの繁華街、昼~夕方の時間帯が狙い目!
- ビジネス層向けなら… 駅前(新宿・東京・品川など)で朝や夕方の通勤時間帯を狙う。
- 女性向けなら… ショッピングエリアや美容・コスメ関連施設など女性が多く集まる場所の近くが効果的。
- 男性向けなら… ビジネス街やガジェット・スポーツ用品店など男性が多く集まる場所の周辺が狙い目。
2. 配布スタッフの動きと声かけを工夫する
- 笑顔で「どうぞ!」と明るく声をかけると受け取られやすい。
- 目が合った人に対して、スムーズに手渡しできるポジションを確保する。
- 「無料プレゼント!」など、ひと言キャッチコピーを添えると受け取る確率がUP!
3. 配布物のデザインや訴求ポイントを工夫する
- チラシのサイズはA6やB6など、コンパクトなものが受け取られやすい。
- ポケットティッシュなら、外側に印象的なデザインを施すと効果的。
- 男性向けにはシンプルで分かりやすいデザイン、女性向けにはカラフルで目を引くデザインが有効。
まとめ
ハンディングでの配布数は、 「配布物の種類」「ターゲット」「配布エリア」「スタッフのスキル」 によって大きく変わります。
一般的な目安として、
- チラシのみなら80~40枚/時
- ポケットティッシュなら400~300個/時
- チラシ+ティッシュ重ね配布なら150~100セット/時
が期待できます。
しかし、ただ配るだけでなく、 「どんなターゲットに、どんな方法で届けるか?」を工夫することで、 より高い効果を得ることができます。
効率よく配布し、集客効果を最大化するために、 適切なターゲット設定と配布戦略を考えてみてはいかがでしょうか?
ご相談があれば、お気軽にお問い合わせください!