今回は街頭配布をより効果的に行う為の「コメント」についてお話させて頂きます。

街頭配布の目的は、店舗様のイメージUPならびに集客UPに貢献する事です。
この目的を達成する為の手段は無数にあります。
前回ご説明させて頂いたPOPの他にも、配布物をどうするか、配布場所は?、配布時間帯は?等。。色々な手段を組み合わせて最適な方法を考え抜きます。
どのようなコメントで通行人の興味を引くか?というのも大切です。

”これを言えば必ず集客UPする”という魔法のコメントがあれば良いのですが、残念ながらそのようなものはございません。

以前、配布スタッフさん5~6人を会社に集めて、「有効な配布コメント」についてディスカッションしました。
30分の予定でしたが、大いに盛り上がり、結局1時間以上ディスカッションしました。

「割引券」と「クーポン券」はどちらが有効か?
「期間限定クーポンです」「今すぐ使える割引券です」
「誰でも使えるクーポン券です」「期間限定割引クーポン配布中です」
「本日からご利用頂けるお得な割引券配布中です」等。。

「50%OFFです」「半額クーポン配布中です」どちらのコメントが響きますか?

「店舗名は必ずコメントするべき」という意見に対して、「毎日同じ場所で同じ配布物を配る場合は、地元の人に飽きられるので敢えて店舗名をコメントしないほうが沢山配れる」という意見が出て、それに対して「配布数UPは集客UPという目的を達成する為の手段の筈なのに、配布数UPが目的になっていておかしい」等。。

コメントを発する際の声のボリュームは?
「大きければ大きい程良い」というスタッフさんに対して、「いやいや大き過ぎると迷惑」とか「5m先にいる通行人が、「聴こう」と思わなくても自然と耳に入って来る音量がベスト」「通行量によって声のボリュームを調節したほうが良い」等。。

最終的に「有効な配布コメント」はある程度精査は出来ましたが、やはりケースバイケースでTPOに合わせて臨機応変に対応するのが良いという結論に至りました。

日々、頑張っているスタッフさんとのディスカッションは、社員にとっても良い刺激になりますし、毎回新しい気づきが得られます。

スタコ 鈴木